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当社のサステナビリティストーリー

工業用コーティング樹脂のトップメーカーとして、持続可能性は当社の継続的な成功、そしてステークホルダーに対する取り組みの重要な要素です。当社は、この責任に取り組み、より環境にやさしく、より持続可能な未来をお客様とともに追求することに目を向け、邁進しています。幅広い技術ポートフォリオと持続可能な取り組みにより、当社は環境にやさしいソリューションへの移行をスムーズに成功させるうえで、お客様の理想的なパートナーとなります。お客様との協力によって当社は「持続可能な世界を形作る」ことができると考えています。


当社は以下のことに尽力しています

地球を守ることはその住民としての当社の責任です。当社は国連による持続可能な開発目標(United Nations Sustainability Development Goals、UNSDG)の達成に貢献することに尽力しています。当社は国連の開発目標すべてに対してのイニシアチブを実施し、さらにそれらを発展させていくことで、さらなる行動を起こすことにしている一方、当社が既に導入している既存の対策とプロセスによって、3つの主要領域において著しい効果をもたらすことが可能です。

  • UNSDG No. 7:クリーンで、購入可能なエネルギー-効率向上と再生可能なエネルギー源の使用拡大
  • UNSDG No. 12:つくる責任つかう責任-エコロジカルフットプリントの削減
  • UNSDG No. 13:気候変動に具体的な対策を-気候変動に対する影響を制限

当社は以下のことに集中的に取り組んでいます

コーティング樹脂会社として、当社は工業用コーティング分野で環境にやさしいソリューションを提供するとともに、お客様が絶え間なく進化する規制の一歩先をいけるよう支援することに集中的に取り組んでいます。R&D戦略の最重要領域の一つとして持続可能材料の使用を増やすことにより、お客様に安全なソリューションを提供できるだけでなく、環境にやさしい技術のポートフォリオを通してお客様が新しいコーティングソリューションを市場に投入することを支援することが可能です。

allnexは「環境にやさしい未来の触媒になる」ことを目指しています。また、集中的かつ持続可能な方法で事業を成長させるため、持続可能なポートフォリオ管理システムを開発しています。当社にとって環境にやさしい技術とは、より環境にやさしいソリューションを提供し、環境に対する影響度の高い物質を代替し、持続可能で再生可能な材料を使用し、エネルギー消費量を削減し、当社の製品を使用した商品の寿命延長につながる製品配合をすることを意味します。

当社は、持続可能な未来に向けて業界の移行を支援していきます。

当社が受け継いできたグリーンイノベーションが礎石となっています

allnexには先駆者としてだけでなく、革新的な持続可能なソリューションをサポートしてきた非常に長い歴史があります。たとえば、業界に先駆けて水性コーティング樹脂開発を1960年に開始しました。

環境に特に着目した製品開発を促進し、外部組織とのオープンな協働やパートナーシップを推進するプロセスを導入しています。

allnexは、継続的な成功においてR&Dは不可欠であると考えています。R&Dによって、お客様の現在の事業をサポートするとともに、未来に向けた業界の持続可能なコーティングソリューションを生み出します。当社の有能で経験豊富なR&Dネットワークは、性能と生産性の向上、そしてより持続可能なソリューションをもたらし、すべての要求を満たす新製品を提供することによってお客様をサポートすることに専心しています。

従業員からの新鮮な視点、新しい洞察、そしてアイデアを重視することもまた、この環境にやさしいイノベーションの伝統を保ち続けるうえで大切です。allnex Allstar Awardsは、その点で一層の努力によって目覚ましい功績を達成し、かつ当社のコアバリューと文化的な優先事項に対するコミットメントを発揮した個人またはチームに与えられるものです。

当社は、最良のソリューションを提供します

当社が事業を運営している市場と地域の見地から選択肢を評価し、より環境にやさしい選択肢に向けた変化を推進することができる最高のソリューションを確実に提供できるようにしています。

また、革新的な製品を提供するためにはお客様のニーズと課題を理解し、それらに対応することが重要であることを認識しています。お客様を傾聴し、市場のトレンドを特定し、お客様の課題を十分に理解することにより、商業的に実現可能なソリューションをもたらす開発活動を行っています。

さらに、新興市場での成長にも注力しています。当社の業界だけを見ても、工業用コーティング樹脂市場の35%、そして将来的な成長の60%は中国が占めています。

当社のバリューは、環境と規制面でのトレンドがますます重要となる課題に対応するためのソリューションをお客様に提供することです。

当社の持続可能性の展望と戦略

地球と当社のすべてのステークホルダーのために行動します

当社は、製品とプロセス両方の観点から、5つの重要領域に対して行動を起こすことで、持続可能性の点で業績を向上することに尽力しています。これは、お客様に高品質で環境にやさしく、安全な製品を提供すること、ならびに企業として地球のために正しいことをするという当社の取り組みを強調するものです。当社の持続可能性の5つの柱:

  • 再生可能材料の調達。このカテゴリーには、スズやホルムアルデヒドを使用しないすべてのBPA-NI製品、Acure®技術、ならびにTOC削減プロセスが含まれます。
  • より安全な材料、再生可能材料による製品情報でご紹介しています。
  • 大気排出。当社の水性・低VOC製品、粉体塗装樹脂、エネルギー硬化性樹脂、および導入済みのプロセスについては当社ウェブサイトでご覧いただけます。
  • 循環経済。この分野における当社のイニシアティブには、製品の耐久性とライフサイクルの向上を可能にするリサイクルPET製品とソリューションが含まれています。プロセスの観点では、廃液の流体プロセスからの溶剤回収でもって大きな進歩が可能になります。
  • エネルギー効率は、allnexのコンパクトなプロセス、低温硬化ソリューション、そして独自のAcure®イノベーションにより達成します。

環境

持続可能性は、環境にやさしいソリューションをお客様に提供することだけにとどまりません。当社は持続可能な企業として認められることも目指しており、現在実施している様々なプロセスはそれを達成することに役立っています。

当社が成功を収めているサステナビリティプログラムは、allnexの卓越した安全性、健康、および環境(SHE)チームによるコンプライアンス活動のワールドクラスの管理が前提となっています。当社のグローバルSHEポリシーは、コーティング樹脂のトップメーカーとして不可欠な要素と考えている環境に対する当社の取り組みを再度強調するものです。

当社の27の施設は、ISO 14001の認証を受けた環境管理システムを採用しています。さらにallnexは、製造施設、研究所、本社、サポート部門を統合する、グローバルSHE管理システム(SHE MS)を導入しました。当社は内部監査を行い、その結果をモニタリングし、集中的なベストプラクティス是正措置レジスターを介してソリューションを評価しています。グローバルSHE管理システムは、SHE活動計画、基準、事象報告の統合を通して新しいallnexを促進しています。


当社の内部スコアカードには、業績をモニタリングし、安全およびコンプライアンスの案件に関する是正措置を講じ、各施設での継続的な改善に注力するための多数の評価指標が含まれており、月単位で追跡しています。当社は環境問題の根本的な原因を特定し、それらの防止、違反ゼロの実現、そして将来的な事業拡大を可能にすることを目指しています。


エネルギー消費

当社は、業務運営において様々な形のエネルギーを使用しています。グリッドからの電気を消費し、現場では天然ガス、燃料オイル、ディーゼル燃料を燃焼し、近隣の施設からエネルギーを購入しています。エネルギーは、高品質の製品を作るための重要な材料です。当社は、再生可能ではない燃料は天然資源を枯渇させ、公害を引き起こすことを認識しており、事業においてより効率的にエネルギーを使用することを継続的に追求しています。

当社は、3年連続で前年比で1ユニットごとの生産量の増加を達成し、2010年以降、1ユニットあたりのエネルギーを15%以上削減しました。2016年の生産においては、1メトリックトン当たり1.28メガワット時間のエネルギーを使用しました。


新しいallnexでは、ビターフェルト、ドロゲンボス、ハンブルク、リレストレム、ロマーノ・デッツェリーノにある 5つの拠点がISO 50001(エネルギー管理)認証を受けています。スマートなエネルギー管理慣行について学ぶとともに、他の施設にも適応させるため、これら5つの施設でのエネルギー管理システムを精査しています。

エネルギー管理と保全には継続的な管理と改善が必要です。今後allnexは、施設でのエネルギー使用状況を体系的に調査し、エネルギー管理と効率改善のための戦略的計画を策定します。


水の消費量

水は地球上のすべての生命にとって不可欠な資源です。継続的な水の品質と可用性は、当社の事業、そして当社が事業を運営している地域社会にとって不可欠です。水のリスクが最も高い拠点を特定するため、世界資源研究所(World Resources Institute Aqueduct)のツールを用いて、各拠点の水のリスクの評価を開始しました。初期的な結果は、当社の拠点のうちの2つが全体的な水のリスクが中~高の領域にあることを示しました。そのため、これらの拠点の詳細を調査し、評価結果の背景にある問題および特定のリスクを管理する方法を決定します。

2016年、allnexは様々な水源から490万立方メートルの水を消費しました。水消費のフットプリントをよりよく理解し、施設の条件を認識する水管理アプローチを採用するため、今後、各施設での水源の種類をマップ化することを計画しています。


廃棄物管理

グリーンケミストリーの材料効率原理に沿って、当社はプロセスにおける廃棄物を可能な限り削減することを目指しています。当社の最初の注力点は、資源消費の削減です。
資源消費の削減後は、廃棄物を埋立地から転用するよう努めています。これには施設でのリサイクルプログラムも含まれます。ベースラインを理解し、今後の改善のための対象分野を特定できるようにするため、施設における廃棄物およびリサイクル量のより一貫した測定に向けて取り組んでいます。

当社が使用している機器、プロセス、そして手順のおかげで、2016年に発生した事故では甚大な影響が発生することはありませんでした。当社は施設での廃棄物の流出を避けるための厳しい手続きを導入しています。流出事故が発生した場合は、それらを記録するとともに対応をモニタリングすることで継続的な改善プロセスを強化しています。allnexは非常に厳格な追跡メカニズムを持っており、環境上の事故はすべて記録・分析しています。当社の最善の努力にもかかわらず、1ポンド(454g)以上の物質が誤って環境に放出された事故が10件記録されています。また、200kg以上の物質が格納容器に放出された事故が21件発生しました。いずれの事例においても、適切な緊急手順によってそれ以上の危険は防止することができました。

放出は現場、輸送中、そしてお客様の施設で発生する可能性があるため、緊急時対応手順と人員を年中無休で利用できる体制を整え、製品の流出に関して電話で対応し、あらゆる種類の流出に関して是正措置の情報を提供しています。


排出

allnexは、施設からの大気排出を最小限に留めるための様々な排出抑制技術を採用しています。当社の施設は、様々な化石燃料を燃焼し、温室効果ガス、硫黄酸化物、窒素酸化物を排出しています。経時的にはエネルギー強度が低下したため、当社の燃料関連の大気排出も同様に減少しました。当社は、すべての施設で燃料消費と排出量を追跡しています。
当社のリレストレム(ノルウェー)製造工場は、2014年にISO 50001認証を取得し、その後、エネルギー消費量を6,720MWh削減しました。これは605メトリックトンの二酸化炭素削減に相当します。

当社は揮発性有機化合物(VOC)の排出を削減するための様々な技術的ソリューションを開始しました。2016年には、allnexは、奉賢(中国)、ハンブルク(ドイツ)、ラヨーン(タイ)、ワコール(オーストラリア)の4施設において除去設備の改良に投資しました。また、佛山(中国)、蘇州(中国)、シルバータウン(英国)の生産工場(2017〜2018年に完成予定)で、さらに排気除去プロジェクトを開始しました。

ワコールの除去設備は、高温工場に対する一連のアップグレードの一部に過ぎません。同工場には最新の原子炉、焼却炉、オイルヒーターが設置されています。エネルギー効率を高めるため、焼却炉からの廃熱がオイルヒーターに送られます。同工場では、1年あたり約640メトリックトンの二酸化炭素削減に相当する天然ガスの節約が期待されています。

人びと

いつでもどこでも健康と安全を

サプライヤー、お客様の従業員および消費者の健康と安全は、当社の従業員と同様に重要です。

従業員のために行っていること

従業員は、allnexにとって最も大切なものです。従業員の健康と安全が最も重要であり、傷害や曝露の防止は当社のポリシーとプロセスに組み込まれています。allnexは、化学物質の接触防止、フォークリフトの安全性、請負業者の管理、研究所の安全性、流出防止、および全体的なハウスキーピングに焦点を当て、SHEの能力に影響を及ぼす挙動に対処するための専用のリスクアセスメントと現場プログラムを実行していることに誇りを持っています。

当社の21の製造施設では、OHSAS 18001の認証を受けた労働安全衛生マネジメントシステムが導入されています。allnexの労働災害頻度は、米国化学工業協会(American Chemistry Council、ACC)のResponsible Care®プログラムの企業によって実証されているクラス最高レベルのものであり、化学業界平均の3分の2を下回っています。傷害はいずれも問題であり、当社は撲滅に向けて努力していますが、競合他社との比較は安全性能の進歩を測るのに役立ちます。

製品移転時の化学物質の接触や曝露、日常・非日常活動による事故、および滑り、転倒、落下の危険が当社の主な課題です。当社は、標準的な基本安全規則、請負業者への注目、業務安全の評価、安全な業務慣行、個人用保護具、安全文化の促進など、いくつかのプログラムを実施しています。

またallnexは、発生源での緩和を通して長期的な曝露を防止するための化学曝露リスクアセスメント(Chemical Exposure Risk Assessment、CERA)手法を開発しました。CERAはクラス最高の方法として世界中の規制当局に認められ、当社はグローバルに導入しています。CERAに基づくアクション項目は実施に最大5年かかる可能性がありますが、将来的にチームに有益な成果をもたらし、効果を発揮することが期待されています。

プロセスの安全性に関しては、先行指標と遅行指標の両方のモニタリング、ギャップ分析、訓練、環境・圧力緩和シナリオのピアレビュー、設備投資を通して、世界中のプロセスハザード評価プログラムを引き続き強化していきます。

お客様と川下ユーザーのために行っていること

当社は化学物質の分類と表示に関する世界調和システム(Globally Harmonized System of Classification and Labeling of Chemicals、GHS)に準拠した安全データシートをお客様に提供するとともに、各国の関連法や規制の枠組みに従って、製品の取り扱い、出荷、表示に関するその他のすべての要件に対応しています。また、製品の安全な取り扱い方法、個人保護、曝露軽減、および曝露管理について、お客様に具体的なアドバイスとガイダンスを提供しています。

また当社は、製品の組成と特性に関する詳細かつ最新の情報を提供することにより、お客様や他の川下のユーザーが特定の最終用途(食品包装、玩具、電子機器など)における配合や製品にかかわる安全性およびコンプライアンスを確保することをサポートしています。

多様性は、allnexのコアバリューです

allnexは、労働力の多様性が資産であることを確信しています。当社の価値を与える新鮮なアイデア、展望、および経験をもたらすことで、当社の業績および顧客へのサービスを強化し続けることができると信じています。多様性とは、異なる文化、国籍、性別、世代、民族グループ、能力、社会的背景、そしてその他のユニークな違いが作り上げる個人を反映した労働力を意味します。当社は機会均等雇用政策を活用して、多様性を促進する雇用プロセスを指導しています。多様性の資産は、当社の繁栄に貢献します。

当社はすべての従業員に、彼らが潜在能力をフルに発揮できる職場環境を提供すべきであると考えています。当社は職場において、人種、色、宗教、性別、国籍、年齢、婚姻状況、身体的または精神的障害、退役軍人の身分、性同一性または性的嗜好に基づく性的嫌がらせやその他の嫌がらせなどの差別がないことを保証するために、差別禁止ポリシーを設けるとともに、従業員への教育を行っています。お互いに、そして社外で交流するすべての人にallnexの代表として、尊敬と尊厳をもって対応しなければなりません。従業員だけでなく、共に働くすべての同僚を公正で、尊厳をもって扱うことが求められます。

地域社会への還元

当社が事業を運営している地域社会との積極的な関係は、企業としての継続的な成功において非常に重要です。allnexの各工場は責任ある運営と地域社会への積極的な貢献に絶えず努めています。

allnexは潜在的な環境側面と地域社会への影響を体系的に追跡し、各拠点のスコアカードを作成しています。スコアカードには、最寄りの住宅区域、都市区域、工業区域、水域、鉄道、ハイウェー、空港までの距離の評価が含まれ、各ロケーションについて、インバウンドおよびアウトバウンドの様々な潜在的曝露の種類を格付け評価しています。このスコアカードは業績向上の目標設定に役立ちます。

コンプライアンス

コンプライアンスは当社の事業のすべてに関連する目標です。当初からコンプライアンスが当社のコアバリューの一部であり、サステナビリティ戦略の重要な柱であるのはそのためです。allnexは、この業界におけるコンプライアンスの重要性を高く評価しています。コンプライアンスは当社のすべての技術にわたって、お客様、従業員、エンドユーザーなど関与するすべての人にとって100%安全で、地域または世界のすべての規制に準拠する製品の生産と輸入の継続を可能にしています。製品とサービスの質に対するこの取り組みは、REACHやTSCAなどの業界の主要規制によって定められる要件を満たすか、あるいは多くの場合、それらを上回ることを確実にするうえで極めて重要です。

お客様のニーズに合った適切な製品を提供し、お客様が目標を達成するのを支援するだけでなく、最新の業界規制へのコンプライアンスが、お客様が当社から購入したものがワールドクラスの製品であることを保証するためのもう一つの要件であると考えています。これは、化学業界全体が、環境、および従業員やエンドユーザーの健康を守ることに大きく躍進することに貢献します。

REACHへの適合

REACHは、化学物質の登録、評価、許可および制限を含む欧州の規制です。REACH規則は、2007年6月1日以降、欧州連合(EU)のすべての加盟国とノルウェー、アイスランド、リヒテンシュタインを含む欧州経済地域(EEA)全域にわたって法的に施行されています。REACHは、EEAで製造される、またはEEAに輸入されるすべての化学物質に適用されます。

REACHの主な目的は次の通りです。

  • 化学物質および化学物質を含む製品のサプライチェーン全体の透明性を高めること
  • 潜在的に有毒または危険な化学物質を特定し、それらが安全でない方法で市場に出ないことを確実にすること
  • 人間の健康と環境への悪影響を防止すること

REACHは、製造者、輸入者、およびその顧客が、供給される製品の安全衛生面に関する情報に容易にアクセスできるように、サプライチェーンの上下にある化学物質に関する情報の共有をサポートするものです。

REACHに関する詳細情報については、以下のウェブサイトへのアクセスをお勧めしています。

REACHの対象となるallnexの製品

  • EU域内での当社の活動-EEAにおける製品製造

REACHは、EEAを拠点とする企業が供給するすべての化学物質を対象としています。したがって、allnexグループ内の次の欧州企業が供給する製品に適用されます。

  • Allnex Austria GmbH
  • Allnex Belgium SA/NV
  • Allnex France SAS
  • Allnex Germany GmbH
  • Allnex Italy SRL
  • Allnex Netherlands BV
  • Allnex Norway AS
  • Allnex Resins Germany GmbH
  • Allnex Resins Spain SL
  • Allnex UK LTD

allnexグループは、REACH規則の要件への全面的なコンプライアンスに尽力しています。2018年5月31日の期限までに、allnexは合計183件のECHAへの登録を無事に完了しました。登録は過去の量に基づいて行われています。当社の製品の一部は、量的制限の対象となる場合があることにご注意ください。

ご質問については[email protected]にご連絡ください。

  • EU域外での当社の活動-EEAにおける製品輸入

EEAへの製品の輸入に関連する登録義務についてお客様および下流のサプライチェーンの負担を軽減するため、allnexは、欧州以外で製造されたallnex製品に使用されている一部の化学物質について、唯一の代理人(Only-Representative、OR)制度によって登録を済ませています(または登録を予定しています)。しかし、これらの登録は当社の製品群を網羅するものではなく、その一部には量的制限の対象となっています。allnexはお客様をサポートするため、OR制度適用の可能性についての相談に前向きに対応しています。決定はケースバイケースで行われます。

場合によっては、すでに登録されているallnexの欧州事業体の一つが製造した同等の製品を供給することが可能な場合があります。

TSCAインベントリー届出規則への適合

2016年に改正された有害物質規制法(Toxic Substances Control Act、TSCA)は、TSCA化学物質インベントリーの化学物質をについて、米国の商業において「アクティブ」または「非アクティブ」として指定することを米国環境保護庁(U.S. Environmental Protection Agency、EPA)に対して要求しています。

EPAはこれを達成するため、「TSCAインベントリー届出規則」として知られる規則を最終化しました。この規則は、2016年6月21日までの過去10年間に製造(輸入を含む)または加工された化学物質に関する報告を要求するものです。TSCAインベントリー届出規則は、2017年8月11日に発効され、2018年2月7日以前にEPAに届出報告書を電子的に提出することが要求されています。この報告は、TSCAインベントリーのどの化学物質が米国の商業においてアクティブであるかを特定するために使用され、リスク評価用に化学物質の優先順位情報として用いられます。

  • インベントリー届出規則への適合に向けたallnexの活動

allnexのProduct Stewardship and Regulatory Affairsグループは、TSCAインベントリー届出規則の要件への全面的なコンプライアンスに尽力しており、10年の遡及期間中に製造または輸入された当社製品の非免除物質に関する通知レポートを提出し、これらの物質がTSCAインベントリーでアクティブの指定を受けることを確実にしています。

製品およびイノベーション

イノベーション-お客様を中心とする当社のR&D戦略

環境にやさしいユニークな製品は、偶然に発生しません。お客様の要望、進化する業界標準と市場トレンド、そしてお客様のニーズに合うユニークで環境にやさしいソリューションを提供する特殊化学物質の先駆者としての当社の長年の専門知識を適切に結びつける必要があります。当社は、幅広い樹脂技術の絶え間ない革新、グローバルなフットプリント、卓越したカスタマーサポート、業界で最も幅広い製品ポートフォリオを通して、迅速に市場に出せる、環境にやさしく高性能で、コスト効果の高い新しいコーティングソリューションを開発することで配合メーカーをサポートするユニークな存在です。当社とともに、塗料とコーティングのグローバルな業界を持続可能な製品へとシフトすることができます。一度に一分子。

 

当社のイノベーション-世界中の境界を広げる

 

allnexは工業用コーティング樹脂のトップメーカーとして、産業界および社会の向上に向けた次世代の樹脂システムと技術を開発するために、業界において極めて重要な役割と責任を担っています。この目的のために、お客様の長期的なニーズ、そして液体樹脂および添加剤、エネルギー硬化性樹脂、架橋剤および粉末樹脂を含むallnexのすべての事業に対応するセントラルイノベーショングループを活用しています。このグループは、お客様が事業を展開している世界各地におけるコーティング性能とテストの基礎に関するあらゆる課題についての化学的側面と物理的側面から、革新的な研究に焦点を当てています。この有能で多機能なグループの大部分は、オランダのワーヘニンゲン大学の近くにある最先端の研究施設を拠点にしています。

以下は、当社のイノベーショングループが長年にわたり行ってきた、より関連性が高く興味深い開発の一部です。

 

  • 自動車用途に密接に関連する、ユニークで独自のレオロジーテスト技術とプロトコールの開発
  • 自動車用途において外観を最適化するために使用されるユニークな光学テスト技術
  • 自動車システムにおけるスチール保護のための新しい陰極電着システムの開発
  • リフローによる自己修復樹脂システム
  • ACURE®

 

allnexは、地域特有の性能要求の重要性を配慮したグローバル樹脂サプライヤーとして、世界各地に23のテクニカルセンターを設け、お客様の新しいコーティング開発が現地の研究所の条件をはるかに超えるだけでなく、複数の環境領域において複数のレイヤーと用途に対応しています。allnexは業界で最も幅広い種類の樹脂を供給しているため、ベースコート-クリアコートからプライマー-トップコートにいたるまで、総合的な塗料システムソリューションをテストする能力があり、お客様にとって重要なシステム性能を確認しています。allnexは革新的な研究を行っている数少ない樹脂会社の一つであるため、当社は漸進的な改善だけでなく、お客様、環境、そして社会全体の向上に向けて、持続可能で画期的な技術を提供しています。

 

環境にやさしい製品

 

持続可能な樹脂は話題から現実へと移行しています。当社のお客様の多くは、より環境にやさしい製品を市場に投入することを目指しており、当社はそれを高品質のソリューションでサポートしてきました。当社の研究開発チームは、グリーンケミストリーの原則を使用して製品を改善しています。今日、当社のR&Dプロジェクトの大部分は、お客様への持続可能なソリューションの開発に重点を置いています。当社は、当社製品における再生可能、リサイクル、および無害の原材料の割合を増やすとともに、これらの材料が使用される製品の幅を広げるよう絶えず努力しています。

 

allnexの持続可能な樹脂には次の4つがあります。

 

 

下記の例は、お客様のための持続可能なソリューションの開発に対するallnexの取り組みを具体的に示すものです。

 

再生可能材料およびリサイクル材料

 

天然油からなるSetathane®疎水性ポリオール

allnexは、工業用フローリング用途におけるセルフレベリング化合物およびトップコートに使用されるSetathane® 「疎水性ポリオール」の重要なラインを製造しています。これらの結合剤中の最も主要な原料は、ほとんどが大豆およびひまし油などの天然油であり、粘度が比較的低いため、100%固形分または液体のいずれかで提供しています。これらの材料は、当然非常に環境にやさしいことから、その使用が拡大され、近接するフローリングシステム層中の他のあまり環境にやさしくない結合剤を置き替えられるようにするため、用途や実用性の枠の拡大に全力で取り組んでいます。

 

屋外用途向けのCRYLCOAT®をベースとするリサイクルPET樹脂

CRYLCOAT®2489-0はTGICと共に使用するもので、屋外用途向けに設計されています。消費者使用前のリサイクルPETを25%含み、優れた柔軟性を提供します。

 

植物由来の成分を大量に含む放射線硬化性樹脂EBECRYL®

一部のブランドオーナーが需要を生み出したおかげで、放射線硬化性樹脂における植物由来の成分に対する需要が高まっています。EBECRYL®5850は、再生可能成分を56%含む高性能アクリルUV樹脂で、その高度な反応性、優れた熱的・機械的特性、低粘度によって、LED硬化に適しています。

 

懸念されている化学物質の削減

 

Acure®

Acure®は、抜群の硬化速度を持つ、まったく新しい2kハイソリッドの非イソシアネートトップコートシステムです。Acure®は、ポットライフが長く比類なき乾燥速度を持つコーティング配合を実現します。Acure®を使用するお客様は、環境と作業者にやさしく、エネルギーコストと設備コスト、ライン速度、環境面で多大なメリットを得られる、真に差別化を図るコーティングソリューションを顧客に提供することができるようになります。

 

Easy Cure®水性エポキシシステム

allnexは、水性プライマーシステムに特に注力しています。当社のEasy Cure®システムは、水性の製品として真にユニークな乾燥時間を持ち、溶剤型システムに対する優れた代替品となります。Easy Cure®システムをベースとするプライマーは、研磨や取り扱いがより早いだけでなく、優れた耐食性と金属保護を提供します。次世代の水性プライマーシステムの開発は、allnexのR&Dセンターにおけるイノベーションの焦点となっています。

 

自己硬化性EBECRYL®LEO樹脂

EBECRYL®LEO 10103などの自己硬化性樹脂は、食品包装用途においてマイグレーションする可能性のある光開始剤の代替として使用することができます。自己硬化性樹脂はUV硬化またはEB架橋により、硬化コーティングや硬化インクの一部となります。

 

スズを使用しないCRYLCOAT®およびSETAPOLL®粉体塗装樹脂

当社は製造時にスズ化合物を使用しないCRYLCOAT®とSETAPOLL®ポリエステルを幅広く提供しています。SETAPOLL®SP211およびCRYLCOAT®E04430は、プリミド硬化、屋外用途向けに設計されたスズを使用しない樹脂の2つの例に過ぎません。屋内用途向けのスズを使用しないハイブリッドもご用意しています。

 

ホルムアルデヒドフリーのCYMEL®架橋剤樹脂

CYMEL®NF 3030などのCYMEL®NFホルムアルデヒドフリー樹脂は、水性コーティング用に開発され、溶剤とホルムアルデヒドを使用しない架橋剤です。この製品は、イソシアネートの代わりに酸触媒を使用し、ホルムアルデヒドを含有しないまたは硬化中にホルムアルデヒドを放出しません。イソシアネートシステムに比べ、ポットライフが2部構造で長く、硬度、耐薬品性、および仕上がり外観に関して高性能の仕上げコーティング特性を提供します。

 

パッケージングインク向けのビスフェノールAフリーEBECRYL®放射性硬化樹脂

ポリエステルとアクリルを混合したEBECRYL®876など、ビスフェノールAフリー用途向けのEBECRYL®放射性硬化樹脂は、BPAまたはBADGEを含むコーティング配合においてエポキシの代替として使用することができます。この樹脂の使用による末端使用上の主なメリットには優れたコーティング柔軟性と耐薬品性が含まれます。この製品の更なる特徴には、エポキシと同等の粘度、反応性、光沢、溶剤/スクラッチに対する耐性が含まれます。

 

エネルギー消費量削減

 

FAST(FC)2kアクリルポリオールシステム

allnexは、今日の2kアクリルポリオールシステムを重視し、外的耐久性やポットライフに悪影響を及ぼすことなく、2kコーティングシステムの乾燥速度を著しく向上させるための複数の方法を考案しました。当社は、このシステムをFASTまたはFCと呼んでおり、車両補修、船舶&保護、農業、建築などの主要な市場区分だけでなく、それらの領域で使用されている様々なシステムのユニークな要件に対応する製品プラットフォームを開発しています。特に「OEM」用途の乾燥速度の短縮は、エネルギー消費量の削減、すなわち工場フットプリントの削減を意味し、環境上のメリットをもたらします。

 

低温硬化CYMEL®アミノ樹脂

CYMEL© XW 3106などの低温硬化用途向けのCYMEL®アミノは、2k溶剤型室温硬化または低温硬化(<100°C)特性が望まれる低温焼付システム向けに特別に配合された、遊離ホルムアルデヒドメラミンが非常に低量の樹脂です。イソシアネートベースのシステムに対する代替素材であり、プラスチック、大衆消費者電子製品、低温焼付の工業金属など温度の影響を受けやすい基板に最適です。

 

低温焼付CRYLCOAT®粉末樹脂

幅広い樹脂が標準硬化温度を20~50℃下回る温度で硬化するように設計されています。130℃のMDF硬化用途向けのCRYLCOAT®1501-6、屋外用途向けのプリミドを使用する160℃硬化のCRYLCOAT®2696-3はその一例です。

 

LED硬化用EBECRYL®ブースター樹脂

UV LEDは、全タイプのエネルギー硬化性インクとコーティングにおける新標準になってきています。EBECRYL®LED 03などのEBECRYL®LEDシリーズの製品は、酸素阻害を低減することで表面硬化を強化します。この製品は、フレキソやインクジェットインク、オーバープリントワニスに特に効果的であり、プラスチックなどの非多孔質基板へのより良い接着とより速い反応性を可能にします。

 

長寿命

 

BECKOPOX®水性エポキシプライマーによるスチールのライフサイクルの長期化

コーティング寿命の長期化は通常トップコートレベルのみで考えられています。しかし、屋外環境でスチールを保護することは、最終的にはプライマーに大きく依存します。従来この領域では、溶剤型のプライマーが最高の性能を提供していましたが、allnexは、特にBeckopox®EH水性エポキシ硬化剤による最高の水性エポキシプライマーを提供し、引き続き高度化を進めています。より耐食性の高い水性プライマーでコーティングされたスチールのライフサイクルの長期化を実現することは、allnexの研究ポートフォリオにおいて依然焦点となっています。

 

超耐久性CRYLCOAT®ポリエステル粉末樹脂

CRYLCOAT®4442-2およびCRYLCOAT®Crylocat 4488-0はTGIC硬化用の超耐久性ポリエステル樹脂の一例です。これらの樹脂は一般的に、農業建設機器および農業用途向けに耐候性性能を長期化するように設計されています。

サステナビリティストーリー

不正は、当社の価値に反することであり、禁止されています。したがって、当社は、決定に影響を与えたり、結果あるいは不正な利益を得るために、お客様、取引業者、あるいは他の第三者を通じて、直接的あるいは間接的に金銭または価値ある物品を提供することを、申し出る、約束する、付与する、許可することは決して行いません。これは、逆の立場にも該当します。allnexのため、あるいはallnexの代理として行動する個人は、不正な利益を得る目的で、価値のある物品を受け取ることや、受け取りに合意することはできません。

便宜を図ってもらうための支払い、または「潤滑剤」の支払いは、通常の政府の行動を迅速化するため、あるいは確保するために、権限を持つ人に対して少額の支払いをすることを意味しますが、これらは賄賂とみなされるため禁止されています。

詳細で正確な帳簿と記録を付けることは、意思決定を導き、利害関係者に対して完全かつ透明に開示する義務を遂行するという上で不可欠です。したがって、当社の帳簿と記録は、すべてのビジネス取引および経費を正確に反映し、適用法およびallnex自身の会計・報告に関する方針と手続きに従って、完全で正確かつ準備されていなければなりません。

当社は、定期的に、世界中の公務員と直接的、間接的に関わっています。「公務員」という語は、幅広く定義され、例として連邦、州または地方自治体の規制当局の従業員および管理者、公共団体が所有、あるいは一部所有する企業の従業員、ならびに国際機関の従業員、政治家、政党、その代表者などが含まれます。多くの管轄区域では、例えば価値のある物品の供与を禁止する等の公務員との関わりにまつわる、より厳しい規則を適用しています。したがって、当社は公務員との関わりには特に注意し、適用法と当社内部の基準を常に遵守しなくてはなりません。

全ての寄付と資金援助の活動は、allnexの価値に沿ったものでなければならず、腐敗防止要件に準拠して作成されています。allnexは、政治団体、政党あるいは、個人の政治家には寄付はしません。

通常の業務の流れの中で、時折ギフト、接待、もてなしの提供あるいは受けとりが発生することがあります。しかし、当社はビジネス上の決定に影響を与えるため、あるいは公務員あるいは私人から不正なメリットを得るための方法として、これらが使われることは決してありません。また、当社では、これらの贈りものを提供または受けとることにより、当社の客観性や公平性が影響を受けるような印象を与えることは決して認めません。全てのギフト、接待、もてなしは、その状況において適度で適切であることが必要であり、頻繁に行ってはなりません。疑いのある場合は、自身のマネージャーあるいはallnexの法務部に開示しなければなりません。